息子の本気デッキに、私はふろくの激弱デッキで挑み続けていた

正直に言うと、少し前まで私はポケモンカードに全く興味がありませんでした。

息子がポケモンカードに夢中になっていたのがきっかけで、なんとなく一緒にやってみることにしたのが始まりです。

最初のうちは、ルールが書かれた紙をそのまま床に敷いて、その上にカードを置いて対戦していました。何度も何度も使っているうちに、その紙は破れてしまって、とうとうマットとして使えない状態に。

結局、家にあったワンピースカード用のマットを借りて対戦するようになりました。

今思えば、なんとも手作り感のあるスタートです。

デッキの方はというと、これがまた対照的でした。息子は自分でしっかり考えて組んだ

「本気デッキ」。一方私は、コロコロコミックの付録についてきたスタートデッキ。

いわゆる激弱デッキです。

それでも懲りずに、何度も息子に挑んでは負ける、を繰り返していました。

今考えると勝てるわけがないのですが、当時は本気で

「今度こそ!!!」と思っていたんですよね。

そんな対戦を重ねるうちに、少しづつルールが分かるようになってきました。

すると不思議なもので、

「このカードは強い」「このカードとこのカードを組み合わせると強くなる」というのが、

なんとなく見えてくるようになったんです。

気づけば、付録のデッキをベースに自分でカスタマイズできるようになっていました。

そんな私が、まさかこんなことをする日がくるとは思ってもいませんでした。

先日、ポケモンカードの30周年記念パックが発売されました。

もともと興味がなかったはずの私が、発売日の朝から本気で動き回るようになったのです。

発売時間が10時ということは分かっていました。それでも

「記念パックだし、もう売り切れているんじゃないか」という不安が

どうしても拭えず、ヒヤヒヤしながらコンビニを4、5件回ることになりました。

一件目、二件目と回ってもみつからず、正直諦めかけていました。それでも

「最後にもう一軒だけ」と足を運んだお店で、

ようやく2枚をてにすることができました。

手に取った瞬間は、思わず嬉しくて興奮してしまいました。

息子にとっても喉から手がでるほど欲しかったものだったので、その気持ちを想像すると余計に

「見つけられてよかった」という気持ちが込み上げてきました。

破れた紙をマット代わりにしていたあの頃の自分に、

「あなたは将来、記念パックのために本気でコンビニを回るようになるよ」と

伝えたら、きっと驚くと思います。

興味がなかったはずのものに、いつの間にかここまで夢中になっている。

それはきっと、ポケモンカードそのものというより、息子と過ごす時間が楽しかったからなのだと思います。

これからも親子でポケモンカードを楽しんでいきたいです。

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