1度目の不倫から数年。表面上、私たちの結婚生活は元通りになったようにみえた。
でも、本当の意味で何かが修復されたわけではなかったんだと思う。
2度目の不倫に気づいたときは、正直「またか」という気持ちのほうが強かった。
夫は誰かと連絡を取り合い、ご飯に行くようになっていた。
「愛してる」というメッセージが画面にちらつくのを見た時も、不思議と涙は出なかった。
怒りよりも先に、疲れが来た。
1度目の時のように問い詰めることも、責めることもしなかった。というより、できなかった。
あの時すでに、私の中で何かが少し麻痺していたのかもしれない。
しばらくして、その関係は自然消滅のように終わった。夫は何事もなかったかのように振る舞い、
私もそれに合わせるように、日常を続けた。
だけど、しばらくするとまた同じことが起きた。3度目だった。
相手は違う人だったけれど、やっていることは同じだった。
連絡を取り合い、会いに行き、また「愛してる」。
このときの私は、もう驚きすらしなかった。
「ああ、またこのパターンか・・・」そんな諦めに近い感覚で、日々をやり過ごしていた。
夫を信じたい気持ちと、もう何も期待しないほうが楽だという気持ちが、いつも自分の中でせめぎ合っていた。
子どもたちのことを考えると、離婚という選択肢は、やっぱり簡単には選べなかった。
そして4度目の不倫は、これまでとは全く違う衝撃を私に与えることになる。

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