結婚19年、夫の不倫4回を振り返る➁

1度目の不倫から数年。表面上、私たちの結婚生活は元通りになったようにみえた。

でも、本当の意味で何かが修復されたわけではなかったんだと思う。

2度目の不倫に気づいたときは、正直「またか」という気持ちのほうが強かった。

夫は誰かと連絡を取り合い、ご飯に行くようになっていた。

「愛してる」というメッセージが画面にちらつくのを見た時も、不思議と涙は出なかった。

怒りよりも先に、疲れが来た。

1度目の時のように問い詰めることも、責めることもしなかった。というより、できなかった。

あの時すでに、私の中で何かが少し麻痺していたのかもしれない。

しばらくして、その関係は自然消滅のように終わった。夫は何事もなかったかのように振る舞い、

私もそれに合わせるように、日常を続けた。

だけど、しばらくするとまた同じことが起きた。3度目だった。

相手は違う人だったけれど、やっていることは同じだった。

連絡を取り合い、会いに行き、また「愛してる」。

このときの私は、もう驚きすらしなかった。

「ああ、またこのパターンか・・・」そんな諦めに近い感覚で、日々をやり過ごしていた。

夫を信じたい気持ちと、もう何も期待しないほうが楽だという気持ちが、いつも自分の中でせめぎ合っていた。

子どもたちのことを考えると、離婚という選択肢は、やっぱり簡単には選べなかった。

そして4度目の不倫は、これまでとは全く違う衝撃を私に与えることになる。

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